【フィリピン撮影2日目】撮影隊バギオを歩く

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バギオは標高1500mに位置する街で"サマーキャピタル"とも言われている高原都市です。日本でいったら長野県のような所でしょうか。マニラと比べると格段に快適な気候で、この時期にフィリピン人旅行者が多く訪れるのもうなずけます。また、バギオ周辺は農業も盛んで、市場では地元で採れた野菜が山積みで売られています。今回は"食と人"に注目して来てますから、まずはやっぱり市場でしょう!朝から三脚担いでバギオの中央市場に行ってきました。

 

市場撮影は歓迎ムード

夏休みの日曜日、地元の人や観光客で賑わう中、撮影開始。

こうじにとって海外で人をビデオカメラで撮るというのは初めての事で、きっとどこから手をつけたらいいのか、どんなスタイルでいけばいいのかわからない状態だったんじゃないかと思うんですが、バズーカ三脚担いでビデオカメラ片手に一眼レフ首から下げてますから現地の人から見れば完全に僕らプロの人達です。勝手に真正面からカメラを向けるのは御法度だと思ってるので、まずは何でもいいから話しかけて相手の了解を得てから撮る。それでOK。ちなみにこうじはほとんど英語が話せないので、オーケー?グーッド!センキュー!ほぼこれだけで、あとはこうじスマイルで乗り切ってました。ある意味スゴイです。

そんな調子で市場からその周辺の賑わっているところを練り歩いて、中盤から後半にかけてはこっちはイケイケ相手もノリノリって感じで順調な撮影になりました。きっと僕らの求めている事が表情とかオーラみたいな形で出ちゃってたんだと思います。旅をするにも撮影をするにも、その土地や相手と空気やリズムがひとつになる事が一番重要で、お互いが自然体であればもう言葉はいらない。相手がどうしたいか、自分が何をしたいかってのは顔に書いてありますからね。

食材の下見もしっかりできたけど、この日はなんといっても人の笑顔が印象的でした。フィリピンはどこにいっても笑顔の絶えない素敵な国です。

 

ここバギオでは何か大きなヒントを得た様な気がします。

タイトル写真を見れば分かると思いますが、こうじのこの余裕感。何か掴んだ顔をしてますね。

この調子で翌日はボントックという山あいの小さな町に向かいます。

 

 

日本が誇る桜

余談ですが、一日目の記事に書いた美味しい食堂でたまたま相席だった青年と話していて、その時彼がしきりに日本の桜はサイコーだ!いつか日本に行って花見がしたい!と言っていて、めちゃくちゃいい奴で、そのあとまた別の場所でバッタリ会ってその時もチェリーブロッサムうんぬん言ってたので、僕らは彼をチェリーブロッサム君と名付けました。

そしたら次の日また別の場所でバッタリ会って…
バギオってまぁまぁ大きい街なんですけどね。人との出会いって不思議だなーと思います。いつかチェリーブロッサム君を日本に招待して花見をしたいなと思っています。

ちなみにFacebookで繋がって最初にいいね!されたのが満開の桜の写真でした。

 

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@Baguio
Photograph&written by Ryoichi